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how からwhyへ

Posted by ななし on 24.2016 記事 0 comments 0 trackback
>読者を揺さぶる様な、すなわち彼等の問題意識に対して明確な答えを提示する様な書籍がないからである。「答え」を捜し求めている彼等に言いたい。「一度『るいネット』を覗いてください」と・・・。
                         (吉原さん)

同感です。最近はタイトルに「なぜ」が入った本が多くなっていると聞きました。私権時代の最盛期には、「ハウツー本」がブームでした。その価値軸が教育の領域にも貫徹していたため、受験テクニックを売り物にしたハウツー本としての学習参考書がもてはやされ、それが「ハウツー型」人間を量産してきました。「なぜ、この操作で答えが出るのだろう?」と考えている暇があれば、さっさと次の公式を丸暗記せよ、というわけです。社会に出ても「いかにして生産効率を上げるか」が最優先課題であり、「なぜそんなことをするのか」という問いに対しては「私権を獲得しなければならないから」という答えが当然のこととして用意されていました。従って「いかにして私権を獲得すべきか」、にすべてが収束していたのです。

既に語り尽くされたように、私権が輝きを失ってしまった今、「では何のために、なぜ?」という、より本質的な答えを求めようという動きが生まれるのは必然でしょう。「星の王子様」に出てくる、宇宙の星を買い集めることに熱中している欲張り実業家が、王子様の「なぜ」攻めにあってしまうエピソードを思い出しませんか?私権人の閉塞状況を象徴するとも言えるその場面は、確かこんなやりとりだったと思います。

「そんなにたくさんの星で何をするの?」「売るのさ」「なぜ売るの?」「なぜだって?金持ちになりたいからさ」「なぜ金持ちになりたいの?」「星が発見されたら、もっとたくさん買えるからだよ。」「もっとたくさん買うのはなんのため?」「・・・何もない。ただ持ってるだけだ」

では、「なぜ本」がどれくらい売れているかとなると、「トヨタはなぜ強いのか」「格付けはなぜ下がるのか」「システム障害はなぜ起きたか」などが上位に顔を出しているものの、ブームというレベルにはありません。これは認識収束へと向う潮流をキャッチしている出版社は増えているものの、書き手の多くは本質的には傍観者たる学者・知識人であり、人々が求めている水準の答えを出せるはずもないから、ではないでしょうか。

「なぜ」「何のために」を問い詰めたい人たちへ。その答えは「認識形成サイト」に満載されています。そしてさらに、日々新しい答えが生み出されつつあるのです。




三ヶ本万州夫
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