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一人前の”大人”=一人前の”個”

Posted by ななし on 04.2016 記事 0 comments 0 trackback

>私権時代のイメージだろうか。大人になったら定職について毎日働くというのは。

昨日は成人式だったわけですけど、子供から大人になる儀式(日本なら元服)自体は、私権時代以前の未開部族にもあったんでしょうけど(例えば、一人で牛を一頭倒したら一人前とか・・・)、”大人になったら働く”とか”定職についてはじめて大人”みたいな”仕事”に対する価値観は結構新しそうですね。

昔は、そもそも”仕事”なんて概念もなかっただろうし。
あるのは”役割”だけ。子供には子供の役割もちゃんとあったのだろう。
それは、今で言う”仕事”に相当する(補助的)労働であったり、祭りの際は子供らしい可愛らしい踊りであったり・・・
そして、大人になるということは、その”役割”がより高度で危険を伴い、また、より集団統合的なものに上昇するにすぎない。
また、”役割”とは、本来信頼できる”集団”があってはじめて成立するものであり、だからこそいきいきと自発的に行える。
だから、”休み”なんて必要なかったのかもしれない。

それでは、今の”仕事”はどうだろうか?
何の為って、それは自分のため。会社はとてもかつての”集団”と呼べるようなものではなく、逆に、集団から離脱した”個”(個人や核家族)として生きてゆくためのカネを稼ぐ・・・”仕事”をこなすための場・・・
生きるためには”仕事”は”しなきゃいけない””やらされてる”・・・だからやっぱり”休み”は必要です。
・・・いやっ、それどころか、”休み”こそが生きがいです。

”大人”になるとは、親の庇護から離れて一人前の”個”となること。
一人前の”個”たるためには、一人前に稼がにゃならん。だから”大人”になったら”仕事”をする。

そんな風に考えると・・・”フリーター”とは、そんな、私権時代の遺物たる”個”としての”大人”になりたくない人達なのかもしれない。
”バラサイトシングル”とかって、いつまでも親の脛をかじっていたい人もいれば、アルバイトをしながら仲間とつるんでいたい人もいる。
そして、そんな仲間と新たに仕事を起し、そんな中で無意識に本来の”役割”を再生しようとする元気な人もいる。

最近は、フリーターとは逆に、日本でもたった15歳で会社を興し、年上の部下を使って活躍しているような若者も出てきているそうですが、良かれ悪しかれ、既成の”大人”と”子供”の境界が曖昧になってきている現象は、まさに企業や家族における既成の枠組みを破壊し、あるべき集団を再形成する一つの過程と捉えることができるのかもしれません。

しかし驚いたのは、新成人にディズニーランド無料開放、乗り放題ってやつ。
一体、今の社会は”大人”になるに際して、何を期待しているのだろうか?



越見源
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