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「何かやりたい」その漠然とした欲求が一番大事

Posted by ななし on 12.2015 記事 0 comments 0 trackback

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 アフリカ諸国の独立に湧いていた1960年代、佐藤芳之さんは日本人初の留学生としてガーナに渡りました。そして、「アフリカに仕事をつくりたい」と35歳でケニアで立ち上げた「ケニア・ナッツ・カンパニー」を世界5大マカダミアナッツ・カンパニーに育て上げました。

最終的にケニア・ナッツは社員数4000人、契約農家5万軒、農場の敷地面積東京ドーム780個分まで拡大し、佐藤さんは25万人の生活に関わることになりました。それまで現金収入のなかった人たちがきちんと収入を得て、家を建てたり、子どもを学校に通わせたりできるようになり、25万人の生活が大きく変わりました。現在75歳になった佐藤さんは、ケニア・ナッツの株をタダ同然でケニア人パートナーに譲渡したのち、舞台をケニアの近隣国ルワンダに移して新たなビジネスに挑戦しています。
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そんな佐藤芳之氏へのインタビューから、彼の実現的思考を紹介します。


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■「今はまだまだ」でいい

英語に「Be somebody, not nobody.」という表現があります。

日本語にすれば、「ちょっとしたヤツになりなさい」といったところでしょうか。大勢のなかに埋もれてしまわずに、小粒でもまわりから「アイツ、なかなかやるじゃないか」と思われるような人物になりなさい。そういうニュアンスのある言いかたです。

みなさんはそれぞれに「サンバディになるんだ」と努力しているでしょう。

きっと、生まれてきた以上、「ノーバディでいいんだ」という人はいないと思います。堂々と口にするのは恥ずかしくても、心のどこかで「いつかサンバディになりたい」「今はまだまだなりたい自分じゃない」と感じている人がほとんどでしょう。

自分のなかにそういう感情があれば、目をそらしたりせずに、大切にしてください。それが今後、あなたにとって一番のエネルギー源、大きな原動力になるからです。

■「何かやりたい」その気持ちだけあればいい

私も20代から30代にかけては、何かになりたくてうずうずしていました。
でも、それがいったい何なのか、さっぱりわからなかったのです。

「サンバディになりたい」とそれまで5年の有期契約で働いていたケニアの日系企業を離れて、日本に帰国したのが31歳の時でした。それから10ヵ月のあいだ実家で今でいう「プータロー」のような生活をしたのち、「これではいけない」と妻と娘を日本に残して、わずか15万円の軍資金と小さなタイプライターを抱えアフリカの地に戻ったのが、32歳の時。

それからは、ケニアのシカ市の安宿で企画書を書き続ける日々をすごしました。タイプライターに向かい、思いつくままにビジネスプランを打ち込んでいったのです。

最初に思いついたのは、リヤカーをつくること。東京・有楽町で出会ったお年寄りが引っ張っていたのを手伝ったことを思い出し、「あれなら、売れるかもしれない」と考えました。運送業を始めるのもいいかもしれないと思いました。豚を飼ってハムやソーセージをつくるのも楽しそうだ。父親みたいに鍛造(たんぞう)や鋳造をやるのもいいな。洋服屋もやってみたい。

詳しいことはもう覚えていませんが、そんなふうに、数えきれないほど企画書を書いたものです。こうして書き連ねてみても、てんでんばらばらで全然一貫性がありません。

どうですか?

これだけを聞いても「私のほうが、もっとやれる」と感じるでしょう。

最初はみんなそういうものです。

「やりたいのは、これだ」といいきれる人はいません。むしろ、「サンバディになれるなら、何でもいい」といったところでしょう。

■「好きになれないこと」はムリして続けない

どういう形で「サンバディ」になるか。

何に情熱を傾けて生きるか。

これはそう簡単に見つかるものではありません。運もある。ただ、情熱を傾けられないこと、どうしても好きになれないことを、ムリに理由をつけて続けるのはよくありません。成長しませんし、自分をダメにしてしまいます。私自身、最終的に追いかけるものは、自分のアンテナが反応するまま、とても散漫に物事に取り組んでいくなかで見えてきました。今は、「サンバディになりたい」という漠然とした欲求でいい。

自分のアンテナに反応して、キラキラした破片を拾い集めていけばいい。

そうすれば、やがて「追いかけたいもの」が見えてくる。

「一つのことを究めなくては」と若い頃からヘンに力んでいる必要はありません。なかには、フィギュアスケートの浅田真央さんや、将棋の羽生善治さんのように、10代から一本道を全力で走り抜ける人がいますが、あのような才能の持ち主は例外中の例外です。

世の中の99%の人は、最初は何がやりたいのか自分でもわかっていません。それが、社会に出て、数々の失敗をして、30歳をすぎた頃からようやくおぼろげながら見えてくるのです。
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引用終わり



松本翔
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