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『フクシマの嘘』~第2ドイツテレビの番組より・・・その3~

Posted by ななし on 27.2015 記事 0 comments 0 trackback
フクシマの嘘 その2の続きです。

『ドイツZDF フクシマのうそ Part2』リンク
の前半部分の字幕をテキストに起こしたものです。こちらも同様に興味深い内容です。
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そして福島第一にも津波が押し寄せた。
ここの防波堤は6メートルしかなかった。津波の警告を本気にせず、処置をとらなかった東電や原発を監査する当局は、警告を無視しただけでなく、立地場所すら変更していたのだ。

(インタビュー:菅直人氏の言葉)
「もともとは、原発は35mの高さに建てられる予定でした。しかし標高10mの位置で掘削整地し、そこに原発を建設したのです、低いところの方が冷却に必要な海水をくみ上げやすいという理由で。東電がはっきり、この方が経済的に効率が高いと書いています。」

巨大な津波が、地震で損傷を受けた福島第一を完全ノックアウトした。まず、電源が切れ、それから、非常用発電機が津波で流されてしまった。あまりに低い場所に置いてあったからである。電気がなければ原子炉冷却はできない。

(インタビュー:菅直人氏の言葉)
「法律ではどの原発も非常用電源センターを用意することが義務付けられています。福島第一ではその電源センターが原発から5キロ離れたところにあります。これは津波の後、1分と機能しなかった。それは職員が地震があったために、そこにすぐたどりつけなかったからです。それで電源は失われたままでした。こうして送電に必要な器具はすべて作動しませんでした。つまり非常用電源センターは、本当の非常時になんの機能も果たさなかったということです。法律では原発事故と地震が同時に起こるということすら想定していなかったのです。」

菅直人はこの時、原発で起こりつつある非常事態について、ほとんど情報を得ていなかった。首相である彼は、テレビの報道で初めて、福島第一で爆発があったことを知ることになる。

(インタビュー:菅直人氏の言葉)
「東電からは、その事故の報道があって1時間以上経っても、なにが原因でどういう爆発があったのかという説明が一切なかった。あの状況では確かに詳しく究明することは難しかったかもしれないが、それでも東電は状況を判断し、それを説明しなければいけなかったはずです。しかし、それを彼らは充分に努力しませんでした。」

2011年3月15日、災害から4日経ってもまだ東電と保安員は事故の危機を過小評価し続けていた。しかし東電は官首相に内密で会い、職員を福島第一から撤退させてもいいか打診した。今撤退させなければ、全員死ぬことになる、というのだ。

(インタビュー:菅直人氏の言葉)
「そこで私はまず東電の社長に来てもらい、撤退はぜったい認められない、と伝えた。誰もいなくなればメルトダウンが起き、そうすれば莫大な量の放射能が大気に出ることになってしまう。そうなってしまえば広大な土地が住めない状態になってしまいます。」

菅は初めから東電を信用できず、自分の目で確かめるためにヘリコプターで視察した。しかし首相である彼にも当時伝えられていなかったことはフクシマの3つの原子炉ですでにメルトダウンが起きていたということだ。それも災害の起きた3月11日の夜にすでに。

(インタビュー:菅直人氏の言葉)
「東電の報告書にも、東電を監査していた保安院の報告にも、燃料棒が損傷しているとか、メルトダウンに至ったなどということは一言も書かれていなかった。3月15日には、そのような状況にはまだ至っていないという報告が私に上がっていました。」

・・・事故からほぼ1年がたった東京。
世界中であらゆる専門家が予想していたメルトダウンの事実を東電が認めるまでなぜ2ヶ月も要したのか、私たちは聞こうと思った。自然災害が起きてからすぐにこの原発の大事故は起きていたのである。

(ドイツZDF記者より)
Q:「原子炉1号機、2号機そして3号機でメルトダウンになったことを、東電はいつ知ったのですか」

(東電スポークスマン)
A:「私どもは目で見るわけにはいきませんが、上がってきましたデータをもとに事態を推定し、燃料棒が溶けおそらく圧力容器の底に溜まっているだろう、という認識に達したのは5月の初めでした。」

厖大なデータに身を隠そうとする態度は今日も変わらない。
東電は、毎日行う記者会見でこれらのデータを見せながら、事態はコントロール下にあると言い続けている。しかしこれらのデータの中には、本当に責任者たちは、なにをしているのかわかっているのか、疑いたくなるような情報がある。たとえばスポークスマンはついでのことのように放射能で汚染された冷却水が「消えてしまった」と説明した。理由は、原発施設ではびこる雑草でホースが穴だらけになっているという。

(ドイツZDF記者より)
Q:「放射能で汚染された水を運ぶホースが、雑草で穴が開くような材料でできているというのですか?」

(東電スポークスマン)
A:「草地に配管するのは私たちも初めてのことですが、穴があくなどのことについては知見が不十分だったと思っています。」
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(その4に続く)



HAYABUSA
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