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情報の共有が進むことで情報の社会的価値としての総和がますます高まる時代へ

Posted by ななし on 08.2015 記事 0 comments 0 trackback
美しい地球と伴に生きることの目覚めⅢ

一部の者しか知らない情報は希少価値という値打ちがあります。その希少価値である情報を生かすと利益を得ることも容易になります。1815年のワーテルローの闘いで(ナポレオンのフランス軍対イギリス・オランダ・プロイセンの連合軍の戦争)連合軍が勝利した情報をいち早く入手したロスチャイルドは英国債を派手に売り始めます。それを見た多くの投資家はいっせいに英国債を売ります。我も我もとあわてて売ります。やがて、二束三文になった頃を見計らってロスチャイルドは全て買い占めます。
このことでロスチャイルドは膨大な利益を手にしました。情報の希少価値を生かした代表例です。世界の金融王であるロスチャイルドはこのようにして希少価値である情報を生かし莫大な財を築いてきました。しかし、情報が拡散し多くの人が知ることになると希少価値は失われます。一部の者が大多数を出し抜いて利益を得ることが難しくなります。情報が拡散すればするほどその情報の希少と言う価値は失われます。しかし、多くの人が知ることによる情報の総和は情報が拡散するほど増してきます。その情報を共有するという社会的価値が増します。私は、今の時代はその方向に進んでいるのだなということに気がつきました。1982年のことです。
その時期はパソコンが出始めた頃です。
余談ですが、
その1年前の1981年に海外研修で3週間アメリカの7都市を回りました。
その中間日にシカゴでNCC(アメリカ国内のコンピュータショー)がありました。当時、日本のビジネスショーは晴海の会場でしたが、その晴海会場の数倍の規模の会場を見て歩きました。その途中、多くの人々が集まっているブースがあったので覗いて見て驚きました。21インチ位の縦長のモノクロディスプレイにアイコンが表示され、それをクリックするとウインドウが表示され、さらにウインドウが複数表示され、それぞれのウインドウ内で処理を選択できる。そして、イーサーネットというネットワークで情報のやり取りが出来るシステムのデモンストレーションをしていたのです。私はその頃は大型の汎用コンピュータを使っていましたので、そんなシステムを見たのは初めてでした。もっとも、アップルの故スティーブ・ジョブスも、マイクロソフトのビル・ゲイツもまだ見ていなかったと思います。特にビル・ゲイツは技術的センスがほとんど無くこれを真似たウインドーズが出てきたのは10年余後のことでした。このシステムはゼロックス社が開発したものでしたが、少人数のチームであったのと、全米で数千セットは売れたものの処理速度の問題などで、ゼロックスは販売を中止し撤退しました。ゼロックス社は惜しい判断をしたものと思います。

で、日本に帰ってからパソコンの部門を作ることになり、その部門の責任者となって、事務所で今後のパソコンの普及の可能性などを考えている時に、先程の情報の希少価値と情報の拡散による情報総和の社会的価値について気がつきました。パソコンがどんどん普及しネットワークで繋がると情報の拡散するスピードとその量は飛躍的に向上します。で、その時に30年後のネットワーク社会を想像して見ました。そのとき考えたコンピュータ・ネットワーク社会は情報が発生した時点で1度データを入力すると、そのデータはネットワークを通じてあらゆる関係先に自動的に流通するようになるだろうと・・・
現在のネットワーク社会はほぼそのようになってきました。世界中がそのネットワーク社会になりつつあります。また、異業種が集まったある勉強会の主催者である新聞社の人から「コンピュータとネットワークがどんどん進むと新聞なんか要らなくなると心配しています。」と聞かれたので、「まず、30年は大丈夫でしょう、しかし、その後は段々と侵食される可能性があります。」と答えました。今、まさにそうなりつつあります。しかし、新聞、テレビが衰退する原因はそのシステムだけで無く情報提供の姿勢に一番の問題があると思います。
今やマスメディアは、権力者・支配者が国民・大衆を誘導する、騙す、道具のみになり国民の敵に成り下がっています。特に最近の「TPP問題」でその姿勢が顕著になっています。ですから、20代~40代は「TPP」に反対が多く、50代~70代と年齢が上るに従って賛成が多くなっています。これは年代の高い人ほど従来の新聞・テレビを良く見てそれに洗脳されており、若い人はネットからの様々な情報を得て判断している結果だと思います。この「TPP」の場合、若者の判断が正しいことは明らかであり、若者の方がこの問題に対する情報を圧倒的に多く持っているものと思います。
時代は大きく変化しようとしています。情報の希少価値を利用して一部の権力者や支配層が暴利を独占する。世界の人々に貢献する情報は隠蔽し抹殺する。今まではそのような時代でしたが、約30年前に情報拡散のツールが芽生え、今はそれが世界中に普及しています。これからは、情報の共有が進むことで情報の社会的価値としての総和がますます高まる時代へと進化していきそうです。先日来の「99%運動、ウオール街占拠運動」など世界の1800都市に広がっていることなどがその現れだと思います。
続く
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勝寛舟
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