FC2ブログ

社会不全の元凶は「官僚のごまかし」以上に「マスコミのごまかし」にある

Posted by ななし on 23.2012 記事 0 comments 0 trackback
以前、外務官僚との戦いの急先鋒だった田中真紀子の辞職は、新聞の号外まで出て、格好のおしゃべり=スキャンダルネタを提供したようです。社会統合は皆によって半専任組織として営まれなければ、官僚組織の存続自体が自己目的化し、そのため不正や隠ぺい工作が常套化するという構造認識を理解していると、なにをそんなにさわぐんだ、という気もするのですが、、。そうした新しい認識がなければ、人々は蓄積された「社会不全」を解消させるとりあえずそのはけ口=代償充足として「真紀子も同じ穴のムジナだったのか」てなおしゃべりに向かうのかもしれません。

しかし、よくよく考えてみると、田中真紀子に限らず、鈴木宗雄をたたいて、その急先鋒だった辻元をたたく。脱ダムをほめておいて田中康夫を叩く。と、マスコミの混迷ぶりは、節操がありませんね。彼らマスコミとしては「不正はよくない」というわかりやすい論理を武器にしているのでしょうが、ではどうしたら不正が防げるのか、そもそも何故官僚や政治家は腐敗するのか、の構造を解明できずして、「批判するだけ」というのはかなり特権的な行為です。こんなことが可能なのは70年貧困が消滅してから、有閑階級たちの共認により企業=資本も国家も第1権力の座からひきずりおろされ、彼女ら有閑階級に迎合したマスコミが第1権力の座についた結果だといえますが、この横暴ぶりは貧困の時代の「企業や国家」の権力性を凌ぐ犯罪性を持っていると思います。
にほんブログ村 政治ブログ 世直し・社会変革へ
確かに、厚生省やら外務省やらといった官僚組織の問題はあったし、その透明性を求める運動は新しい潮流だといえます。しかし、私の周囲の皆さんは「角栄に比べたら宗雄なんて小物やんか」とか「辻元の議員秘書給与疑惑にいたってはそんなはした金で止めさせてたらだれも議員になんて立候補せんようになるやんか」といった具合で、マスコミはどうして本当の不正を正し、社会統合の透明性を実現してくれないのか、かえって社会統合を「難問化」させているだけではないか。という不満を抱えています。「お金の不正」は「権力者の栄枯盛衰」の原因にはなってもそれで国家や地球が滅亡する訳ではありません。しかし、共認が全ての人類において、社会不全を前に大衆を混乱させ思考停止に陥れるマスコミの不正=犯罪性は決定的です。

>専門家の依拠する観念自体が「閉塞」する=現実から離れていくからこそ、現実は問題だらけになり、ますます現実そのものが見えなくなってきたのであって、普通の人々は、そのような問題を生み出す「観念」自体に違和感を感じ続けてきたのではないでしょうか?

つまりマスコミ(とその背後にいる御用学者)が世論=共認形成の中心権力を持ちながら、肝心の社会不全を解明するための中身が空っぽで、その無能さをごまかすために旧観念「お金は汚いもの」とか「口先だけの開かれた行政」を使って偽善者ぶろうとするためにより今日の社会不全は、深まっていっているのではないでしょうか。

つまり社会不全の元凶は、「官僚や企業のごまかし」以上に「マスコミのごまかし」にあるのです。

「すっきりと社会を読み解く」ために有用、必要な「認識サイト」を形成し、不要な「マスコミ」に取って代わることが急務だと思います。


山澤貴志
スポンサーサイト



○ Comment

○ Post comment


  • 管理者にだけ表示を許可する

○ Trackback

trackbackURL:http://gensenkeijiban1.blog.fc2.com/tb.php/68-9c037b93