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体内被曝(内部被曝)は低線量の方がかえって危険

Posted by ななし on 19.2014 記事 0 comments 0 trackback
「脱原発の日」リンクより転載します。
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超低線量被曝は高線量被曝よりかえって危険だという事実(疫学的知見)をテレビに登場する○用学者たちは知らないかあるいは隠しているようです。

 このことはベトカウさんという方が実験でも証明していますが、それより何より広島・長崎やチェルノブイリでの“人体実験”で証拠が挙がっていることなのです。

 この疫学的事実・知見を詳しく書いている『放射線の衝撃 低線量放射線の人間への影響(被爆者医療の手引き)』という本を被爆医師肥田舜太郎さんが和訳され、これを読んだ大阪高裁が納得して被爆者認定を求める訴訟で原告を実質勝訴させ、以降国救済対象がかなり広がりましたし国は上訴をあきらめました。 

 以下は大阪高裁判決理由の核心部分です。


 何とかベクレルという値が出たからといって直ぐ野菜や牛乳を廃棄することには農家の気持や食料自給率の観点から抵抗があります。が、やはり特にこれから妊娠する可能性がある女性(卵子は11歳ごろ40年分全部が作られてしまいます)、妊婦、乳幼児がいる方は、一応知るべきことは知っておくべきだとおもいます。

 政策としても有限の水をどう配分するかを考えなければならない時期が既に到来してしまっているのではないでしょうか。

 また日本列島の下に集まっているプレートが不安定になっていると考えられ、もう日本中の原発を止めるときが来ているのではないでしょうか。

 (*は中略)
   ::::::::::::::::::::::::::::::::
 平成20年5月30日判決言渡

 平成18年 * 原爆症認定申請却下処分取り消し等請求控訴事件 *

    判決

    事実及び理由

第1章 控訴の趣旨
    *

4 低線量放射線による被爆の影響に関する指摘

  証拠*によれば、低線量放射線による被爆の影響に関する議論や指摘
  等に ついて、次の事実が認められる。

(1) ドネル W. ボードマンの指摘(1992年)*

  ケンブリッジ及びマサチューセッツの原子放射線研究センターのドネル.w. ボードマンは、著書「放射線の衝撃 低線量放射線の人間への影響(被爆者治療の手引き)」(肥田舜太郎訳)において、以下の指摘をしている。
       (略)

(2) ジェイ M. グールドらの指摘(1994年) *

 「放射線と公衆衛生に関する研究計画」の責任者であるジェイ. M. グールドとベンジャミン A. ゴールドマン は共著「死にいたる虚構 国家による低線量放射線の隠蔽」(1994年 肥田舜太郎ほか訳)において、以下のような指摘をしている。

 広島原爆の経験に基づく高線量域から外挿した(機械的に当てはめた)線量反応関係(被爆線量の増加に応じて、被害が増加する相関性)に基いて、フォールアウト(放射性降下物)や原子力施設の放射能漏れによる低線量の危険は過小評価され無視することができるほど小さいと信じられてきた。しかし

医療被曝や原爆爆発のような高線量被曝の影響は、まず最初に、細胞中のDNAに向けられ、その障害は酵素によって効果的に修復されるが、この過程は、極低線量での障害に主として関与するフリーラジカル(遊離基)の間接的、免疫障害的な機序とは全く異なっている。このことは、チェルノブイリ原発の事故後のミルク中のヨウ素131被曝による死亡率が、ヨウ素131のレベルが100pCi 以下で急激に上昇しているのに、高線量レベルになると増加率が平坦になってしまうことから裏付けられた。チェルノブイリの経験から言えば、この過程は最も感受性のある人々に対する低線量被曝の影響を1000分の1に過小評価していることを示している。チェルノブイリ事故以後の健康統計から計算すれば、低線量の線量反応曲線は、低線量域で急峻なカーブの立ち上がりを示す上方に凸の曲線又は対数曲線であり、線量反応関係の対数カーブは、べトカウ博士らが行った1971年の放射線誘発フリーラジカルの細胞膜障害の実験結果と一致する。低線量放射線による慢性的な被曝は、

  同時には、ほんのわずかなフリーラジカルが作られうるだけであり、これらのフリーラジカルは血液細胞の細胞膜に非常に効率よく到達し、透過する。そして非常に少量の放射線の吸収にもかかわらず、免疫系全体の統合性に障害を与える。それと対照的に、瞬間的で強い放射線被曝は、

大量のフリーラジカルを生成し、そのため互いにぶつかり合って、無害な普通の酸素分子になってしまうため、かえって細胞膜への障害は少ない。

   チャールズ・ワルドレンンと共同研究者たちも、極めて低い線量の放射線の場合、高線量を用いた通常の方法やエックス線装置からの瞬間照射よりも200倍も効果的に突然変異が生じることを発見した(体内摂取されたベータ線による持続的な被曝は、外部からのエックス線瞬間被曝に比べて細胞膜への障害が千倍も強い。)。彼らのデータは、線量反応曲線は直線であり、低線量の影響についても高線量のデータによる直線の延長線上で評価することができるとしてきた伝統的な化学的ドグマと対立している。

   ストロンチウム90は、化学的にはカルシウムに似ているため、成長する乳幼児、小児、思春期の男女の骨髄の中に濃縮される。

  一度骨中に入ると、免疫担当細胞が作られる骨髄に対し、低線量で何年にもわたって放射線を照射し続ける。ストック博士と彼の協力者は、1968年、オスローがん病院で、わずか10~20mradの少線量のエックス線がおそらくフリーラジカル酸素の産生を通じて骨髄造血細胞にはっきりした障害を作り出すことを初めて発見した。このことが、

直接的には遺伝子を傷つけ、

間接的にはがん細胞を見つけて殺す免疫の機能を弱め、

 骨肉腫、白血病その他の悪性腫瘍の発育を導く。ストロンチウム90などによる体内のベータ線被曝で最も効率よく生産されるフリーラジカル酸素は、低比重コレステロールを酸化して動脈に沈着しやすくし血流を阻害して心臓発作を誘導すると考えられており、発がん性と同様に冠動脈心疾患の一要因なのかもしれない。
 ::::::::::::::::::::::::::::::::
~後略~
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以上です。



匿名希望
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