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テレビが乳幼児に与える影響

Posted by ななし on 01.2013 記事 0 comments 0 trackback
子供がテレビを見ている時の顔って生気が抜けた表情になっていますよね。私も昔子供のお迎えに行ったときに、テレビに向かってみんな口を開け目の焦点が定まっていない子供たちを見たとき、寒気がしたのを思い出します。

先日子供が通う幼稚園に岩木敏之氏が講演に来られ、テレビが乳幼児に与える影響について興味深い話がありました。岩木氏の言うには、年齢にもよるとは思いますが、子供はテレビを見て理解しているのではなく、ある種の錯乱状態になっているようです。

乳幼児がテレビを見て理解しているか否かを判断する一つに『模倣』がありますが、ある調査によると1歳になるまではテレビからの模倣は見受けられずせいぜい拍手の真似程度、また1歳児以降も簡単な言葉や行動の模倣はあるが、複合的な理解は出来ていないであろうことが明らかになってきています。
また幼児向け番組から流れるお兄さんの体操を毎日見続けているにも拘らず、番組に応募し、いざお兄さんと一緒に踊ろうとすると全然踊れない=理解していない、という現象もその一つの現われです。
テレビは視聴率を得るために日常ではありえないような目まぐるしいシーン展開が流れていますが、乳幼児にとっては殆ど理解できず頭が錯乱し、テレビから目を離すことが出来ない状態になっているようです。

また、テレビから流れる時間や空間を飛び越えた情報内容や、テレビでは伝えられない匂いや触感などを理解する為には、一定の観念能力と過去の経験が必要になってきます。これら能力や経験のない乳幼児段階からテレビを見ると、五感や観念能力の未発達を引き起こす事も明らかになってきつつあります。

乳幼児はまず母親との同化→模倣を原点として様々な言動を獲得していきますが、母親との接触時間の少なさとテレビへの依存度との相関も明らかになっており、母親という同化対象の喪失と、同化機能が十分に働かず脳が錯乱してしまうテレビへの依存によって、二重の被害が出ているといえるかもしれません。

参考:乳幼児の発達と映像メディア接触
NHK放送文化研究所
岩木敏之氏のインタビュー

喜田育樹 
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