FC2ブログ

必要なのは、答えを出すこと

Posted by ななし on 11.2013 記事 0 comments 0 trackback
問題は、かつて反体制であったマスコミ(や多くの文化人)が、政府自民党べったりに変わったのはなぜか?という点にあります。政府批判では視聴率が取れなくなったから、視聴率を取るために政府自民党べったりに変わったのです。

'02年収束不全が顕在化して以降、人々の間に焦燥感が募り、焦りの適応主体が生起した。これは、深まる一方の社会不全に対して「なんとかしなければ」という待ったなしの目先収束を生み出します。そこでは「批判していても始まらない」と批判は捨象され、目先でもいいから突破力のありそうな対象に期待収束します。この力の原理収束の対象が小泉や勝ち組です。この人々の意識の変化が、マスコミが政府批判からベッタリに転換した背景にあります。

同時に収束不全が進むにつれ、人々は「遊んでいる場合ではない」ということで、遊び離れ・芸能離れ→TV離れが加速していきます。ここで、視聴率を取るためにマスコミが取った路線が、奇人変人である小泉を持ち上げることだったのです。マスコミの格言にあるように「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる」からです。

以上が、マスコミ・文化人が政治権力べったりになった理由です。マスコミが政府自民党を持ち上げることによって、自民党政治家のTV露出度⇒注目度、昨年の総選挙で自民党が勝利した。政治権力とマスコミ権力という新旧権力の癒着構造です。

こんなことになった原因は、収束不全に対して政治家もマスコミも文化人も答えを出せないことにあります。追い詰められて一番焦っているのは、政治家やマスコミです。だから、両者ともゴマカシのオンパレードになって、癒着したのです。

必要なのは、「社会をどうする?」という答えを出すことであり、悪役になることではありません。現代は、生存圧力の消滅⇒収束不全という、生物史上をも覆す大転換期であり、私権時代という狭い枠組みの中でのフーコーらの思想では答えを見つけられません。

>私権時代を突き抜けて、原始時代の社会の構造、更にはサル社会の構造、(必要なら生物史)にまで遡って、意識と社会の原基構造を解明する必要がある。それは、みんなの実感に基づく「何でだろう?」の原因をとことん分析してゆけば、必然的に到達する地平でもある。つまり、みんなで共認形成してゆく為に必要なのは、哲学や心理学や社会学といった旧観念ではなく、文化人類学やサル学や生物史といった事実認識群であり、みんなでそれらの知識を持ち寄れば、意識構造や社会構造の新理論体系を構築するのは、決して難しい作業ではないと思う。



冨田彰男
スポンサーサイト



にほんブログ村 政治ブログ 世直し・社会変革へ

○ Comment

○ Post comment


  • 管理者にだけ表示を許可する

○ Trackback

trackbackURL:http://gensenkeijiban1.blog.fc2.com/tb.php/233-8d2933ae