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本当におもしろかったのだろうか

Posted by ななし on 17.2013 記事 0 comments 0 trackback
テレビに対する数々の不満というのは昔からあったと思いますが、
昔はもっと面白かったという声も多く聞きます。
昔、TVはどのような捉え方をされていたのでしょうか。
はたして、本当に面白かったのでしょうか。

戦後50年間で、カラーテレビは急速に普及しました。
テレビが世に出て間もない頃は、近所にテレビを持っている家があると、皆でそこに集まり、プロレス観戦をしていたと聞きます。
テレビを通してヒーローが生まれ、皆それに憧れました。
彼らはそれを確かに、面白いと感じていたのでしょう。
だからこそ、TV普及が広まったわけですし、TVを見るという習慣もついたはずです。
そして人々のニーズに応えるように、民報の数も増え、TVは多彩な情報を配信できるようになりました。
技術レベルも格段に上がりました。
TVを取り巻く環境は、急速に「進化」したと言ってもよいでしょう。

つまり、TVが面白かったと仮定するならば、TVは私たちにとって、もっともっと面白くなっている はず なのです。

しかしながら現在、るいネットに寄せられる多くの投稿は、TV離れのベクトルを示しています。
この事実は、現在の情報の急激な「進化」というものに、人類が対応できていないということを如実に表している証拠といって良いのではないでしょうか。

人類が予期も対策もできなかった、情報の供給過多という時代において、その情報の価値を自分自身で判断するということ。同じく伝達方法の多様化競争に陥った配信側がその一つ一つの価値を自己判断するということ。
これは今まで「情報の妄信」という形で自己充足してきた人類が踏み出した暗黒の領域であり、人は無意識にもそのダークゾーンを避けようとしているのではないでしょうか。
TVを面白く感じない、
「何か違うよ」
という漠然とした不満。
それこそが新観念の発生の根源と考えられます。

そう考えると、TVに対しての考え方が変わります。
「以前のTVが面白かった」という考えは、旧観念の中の「妄信」という概念によって感じたものであり、
その境界を取り除くと、私たちは逆に「TVは面白いものではない」と認識することも出来るわけです。



北村太郎 
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