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ロシア人は、親欧米?

Posted by ななし on 31.2020 記事 0 comments 0 trackback
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ウィンストン・チャーチルは、ロシアは「ロシアは謎の中の神秘に包まれた不可解」だと言った。ロシアにおける態度の、二つの対照的なニュース報道を読んで、私はチャーチルが意味していたことを理解した。

ロシア参謀本部総長のワレリー・ゲラシモフ大将は、ロシア国境でのワシントンと多くのNATO加盟国による強化された軍事演習から、ワシントンとNATO傀儡諸国は大きな紛争の準備をしていると結論した。モスクワでの外国武官へのブリーフィングで、NATO加盟諸国に行われている軍事演習の数と規模の増加が、NATOが「軍隊を大規模軍事衝突に従事するよう意図的に訓練している」のを示しているとゲラシモフは述べた。リンク

クレムリン報道官はロシア政府は、ゲラシモフ大将の意見を信頼すると言った。

はっきりさせるため繰り返すが、ロシア軍は分析された証拠に基づいて、ワシントンとその属国が、ロシアとの戦争のために準備していると見ているのだ。ロシア政府は、ロシア軍指導部の意見を信頼すると述べている。

ところが自立した世論調査企業レヴァダ・センターによる同時期の発表は、ロシア人の80%がワシントンとNATO属国を"友人"と見なしていると報じている。リンク

「ロシア人回答者の、たった3%が、欧米をロシアの敵と見ると述べたとレヴァダは言っている。さらに16%が彼らが欧米をライバルと見なしていると述べた。

「レヴァダ回答者の3分の2(67%)が、ロシアは欧米を「パートナー」として扱うべきだと言い、他方、経済日刊紙コメルサント・データの内訳によれば、11%が、ロシアは欧米を「友人」として扱うべきだと言った。」

ロシア参謀本部の意見と普通のロシア人の間の異常な相違は説明が困難だ。一体誰がロシア国民と意思疎通をしているのだろう? ロシア指導部? あるいは欧米に資金供給されたNGOやロシア人に欧米プロパガンダを押し込むマスコミ? ロシア国民は、まだボイス・オブ・アメリカに耳をかたむけているのだろうか?

もしこれらの対照的なニュース報道が正しいなら、ロシアはワシントンとそのヨーロッパ属国が戦争に没頭している敵だという政府認識がロシア国民に共有されない事実に直面している。これはロシア国家主権に忠実なロシア政府と、どうやら欧米の友人たちによる植民地化の危険を考えないロシア国民間の意思疎通の完全な失敗を暗示している。

アメリカ制裁や、選挙で選ばれて、アメリカの束縛からロシアを救い出した大統領に対する果てしない公然の非難で侮辱され、ロシア国境のワシントン核弾頭ミサイルに脅かされているロシア国民が、一体どうして、ワシントンとの友情と協力があり得ると信じることができるのだろう?

もし世論調査が正しく、ロシア国民がワシントンの覇権衝動を理解していないなら、ロシア主権は確実なものではない。



玉田 聡 
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