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人々が気づき始めたから。 Gemeinschaft⇒Gesellschaft...認識共有でこのベクトルの向きを逆にしてしまえ!

Posted by ななし on 09.2013 記事 0 comments 0 trackback
テレビが面白くないことと現代の閉塞は密接な関わりがあります。
 
 既存の権力者はこれまで、孔子の言う「民は知らしむべからず、依らしむべし。」という言葉のように自分自身の地位を守るために情報を独占し、情報操作を行うことにより人々を無知にする情報発信の方法をとってきました。例えば、臨場感のある映像を交えて誰でも簡単に分かるように分かるような情報発信をして、自分があたかもその場に居合わせたような気にさせたり、あたかも自分が政治に参加しているような気にさせつつ、結局は何もさせないような方法をとることによって人々を彼ら自身の掌の中で動かしていました。
 
 このような方法をとることによって人々は、現実とテレビの情報を混同するようになり、直面する問題に責任を持って取り組む姿勢や、そのために議論を通じて意思決定を行うことができなくなるようになりました。実際、過去を振り返ると私も討論番組は好きでよく見ていましたが、それだけで自分があたかも議論に参加し、政治に関与している気分に浸っていました。しかし近年、そのような自分たちがテレビという情報提供システムは全く議論に関わることができていないことを悟り始めました。そして、テレビが面白くないと感じ始めるようになりました。

 現代の閉塞の根源はここにあります。つまり、テレビがその途中経過にある情報操作という過程を通過するためにそれが自分の日常や認識とかけ離れたものになっているにも関わらず、その疑問を提示し、“議論にかける”ことができないのです。この「自分も行動を起こしたいのに行動を起こす方法がテレビにはない。」どうすることもできない不満を人々は持ち始め、結果、閉塞するに至ったのです。

 このような閉塞の解決の糸口となっているのがインターネットです。インターネットによって、これまでの自分の認識や疑問を“議論にかける”ということが出来るようになりました。その議論の方向が正しいものであるかは別問題として、“議論にかける”というプロセスを経ることによって始めて認識を共有することが出来るのです。

 認識を共有するための議論に対する人々の欲求は日々高まっています。その証拠がこの『るいネット』に参加されている方々であったり、全く知らない人から送られてくる反戦に参加するよう呼びかけるチェーンメールの増加(これはウイルスのこともあって怖いのですが)であるのだと思います。まだインターネットはテレビに比べて歴史も浅いので通信速度やセーフティー面などの問題もありますが、将来、認識共有の議論がより活発に全世界的に行われるようになれば私権統合は完全に姿を消し、全世界的ゲマインシャフトのような新しい社会になっていくのではないでしょうか。


江本吉隆
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