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キャリア選択とは。幻想と残酷な真実

Posted by ななし on 17.2020 記事 0 comments 0 trackback
「キャリア選択」最近の就活生からよく聞く言葉。
「数年企業で勤めてスキルを身に付けた後、次のステージに行くことを考えてます!」「世の中何があるか分からないから、とりあえず1社で働いて次を考えます」など。

それは果たして事実なのでしょうのか。

リンクより引用

職業柄、人から転職相談とかキャリア相談を受けることが割と多い。そして1月で気持ちを新たにする人が多いからなのか、最近は特に多い。
20代の初期キャリアにおける第二新卒的なキャリア相談だったり、30代の脂がのった中期キャリアのネクストステージの相談だったり、はたまた駐在員の方の帰任辞令が出たけど海外に残って引き続きグローバルなキャリアを歩みたい、といった相談だったりテーマは色々。
凄くざっくりいうと、20代中盤くらいまでの方だと「(よほどブラックな環境でない限り)今の会社でもう少し頑張れ!」となることが多い。順境よりも苦境の中からの方が得られるものが多いし、キャリアにおける「原体験」は強烈であればあるほど後に生きてくる。
中期キャリア以降になると、人生における価値観の優先順位の話になる。いったい自分は何のために仕事をしているのか。自分の爪痕を社会に残したいのか。それとも家族を含めて安定した生活を得たいのか。何を重視して生きるかを自問して突き詰めることで、自分にとって正しい(=後悔しない)判断が出来る。
そんなわけで転職を考える際にどういう判断をするかは、もちろん人それぞれだ。しかし人に相談しただけで良い正解が得られると思っていたらそれは幻想で、人に相談したうえで自分で判断しなくてはならない。その際に、以下のようなことは、誰にでも当てはまる真実と言えるのではないかと思う。

ーーーーー
〇今の環境での評価はだいたい正しい
たまに今の環境をDisって辞める人がいるが、やはりあまり気持ちのよい感じはしない。人は「どこかにもっと自分が評価される環境があるはず」と思いたいものだが、恐らくそういう事はあまり無い。
今の自分に対する今の環境での評価というのはだいたい正しいと思った方が良い。今の上司や同僚から思われていること、フィードバックをもらっていることがあるとしたら、それがあなたへの評価だ。そこにちゃんと向き合わないと、自分を過大評価してしまったり、強み弱みを正しく分析出来ずに、正しいキャリア選択ができないリスクがある。

〇人の評判はついて回る
とかく狭い世の中だ。ネットワークをたどれば人の評判はすぐにわかってしまうし、SNSなどをやっている人であれば、その人の人格はタイムライン上に滲み出ているものである。

〇相手はあなたが「やりたいこと」よりも「出来ること」を見ている
「今まではAをやっていたが、これからはBに挑戦したい」というのが転職だと思うが、AとBの領域がかけ離れている場合、なかなか良いキャリアチェンジになりづらい。
なぜなら相手から見たらあなたの「B」にはさほど関心が無く、むしろ「A」に興味がある。つまり、多くの雇用主はあなたの「やりたいこと」だけをやらせる余裕はなく、まずは「出来ること」で貢献してもらいたいと思っていることが多い。ゆえに、仮に新しい環境を求めるにしても、今の自分の経験やスキルを活用して出せる価値についても自己分析し、AとBを繋げる努力をしておいた方が良い。

〇派手な実績よりも地道に積み重ねたことに価値がある
「責任者を務めました」「有名な●●さんとセミナーをしました」といったことを実績として語るのは良いが、相手は「それを実現するためにあなたがどんなことを積み上げたのか」に関心がある。
「●●さんとセミナーが出来た」ことは凄い事だが、たまたま会社の看板でそれが出来て自分がその担当だっただけであれば、自分がそれほど凄いわけではない。責任者も、環境と運がよければ任されるものだ。(責任者にもいろいろある。)
仕事ができる人というのは、そういう表層的な実績にはさほど意味が無いことをよく知っている。本当に自分の価値として生み出せたアウトプットは何かという事を認識しておくことは、やはり同じく自己理解を間違えないためにも重要である。



時々、同じことでずっと悩んでいたり、アドバイスを求めるばかりの人を見ていると、「自分でファイティングポーズ取る気はありますか?」と思うこともある。悩みから抜け出し、道を切り開くのは自分自身であるということも改めて認識しておきたい。



藤井智子
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