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若者が大学を選ぶ理由は「何となく」

Posted by ななし on 20.2018 記事 0 comments 0 trackback
もはや大学を選ぶ理由は、新しい世界への期待感が第一になるのだろう。
「コレを研究したい」「アレを追求したい」という学びという視点は二の次になっている。
23区規制、2018年問題など私学の淘汰圧力を生き抜くための策・実践は欠かせない。それこそ嘗ての「イメージ」の上に怠けていると、有名大学さえ淘汰されていく。今回の明治大学や近畿大学のように発展する大学と淘汰されていく大学の二極化が進んでいくだろう。

若者に響いているのは、「新しい世界への期待感」を感じられるかどうか。それが一過性のものか、本源的なものかは見定めが必要になるが、いかに若者や社会の潮流の本流を掴むかが勝負の分かれ目になりそうだ。

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 親世代の学生時代、私立法学部であれば中央大学、大学単位では立教大学が「MARCH」の序列トップだった。対して現代の学生は「何となく」明治
大学を選ぶ。この「何となく」の正体は何なのか。
 オープンキャンパスで各大学に足を運ぶと、明治は交通の便のいい都心に高層キャンパス「リバティタワー」を構える。かつてのバンカライメージはまるで消え、開放的で現代的で華やかな雰囲気が、勉学、研究においてもキャンパスライフにおいても、高校時代とは異なる新しい世界に導いてくれる期待感を醸し出す。
 結果、現代の学生は「やっぱり明治がいい」となるのである。

「イメージ大学」とやゆされることもあるが、「何となく」イメージを大転換できたわけではない。その裏にあるのは、飽くなき改革だ。
 都心高層ビルというハードが人気を集め、時代に合ったソフトとしての学部を構成する。学生の動機が何であれ、それが向学心を駆り立てるものとなっているならば、結果オーライだ。

■ 23区規制が阻んだ都心最大規模のデータ学部開設
 東京23区内の入学定員規制では、MARCHの中で都心回帰が遅れた中央の移転が間に合うかが注目されたが、実はその裏で明治も泣いていた。
 明治大学学長の土屋恵一郎は一昨年、東京都中野区にある中野キャンパスに都心エリア最大規模の「データサイエンス学部(名称未定)」を開設することを学内で宣言した。AI時代へいち早く、対応しようとしていたのだ。
 総合数理学部を筆頭に、統計学の重鎮、人口論や知的財産の専門家ら既存学部の教員で基本的なメンバーはそろえられる。勝算はあった。しかし、想定外の23区規制に阻まれた。
 だからといって諦めなかった。開設場所を東京23区の外にある神奈川県川崎市の生田キャンパスに変更。ここには理工学部があるので、親和性も高い。

 データサイエンス学部のみならず、建築系や、教養系の学部など開設計画はめじろ押しだ。新看板学部をパワーにして、各キャンパスをもっと強化したかった。ハードもソフトも、もっともっと手を入れたい。となると、カネが要る。
 昔、MARCHの上に君臨する「早慶」において慶應義塾大学は経済界、早稲田大学は政界の人材養成機関と表現された歴史がある。慶應のOB組織で
ある三田会は長い時を重ねて、OBパワーによる圧倒的な寄付金の集金力を磨いてきた。
 対して明治は市民色が強い大学。薄く広く寄付を募るが、容易ではない。それでも早慶に勝るものがある。両者よりも地の利のよい「都心」にあるということ。その資産から財源を生み出すために今、第2リバティタワー建設計画に乗り出している。
 現リバティタワー建設時からツインタワー構想はあった。これをついに実現し、テナント料収入などの不動産ビジネスや、新タワーをベースにした教育サービスなどで収益を多様化し、財源を獲得しようというのだ。
 時代をつかみ、カネをつかみ、大衆の心をつかみ、大学教育を進化させる。それを研究力につなげる。「平成勝ち組」となった「イメージ大学」は、現代の大学における経営および教育改革において、ある意味、模範なのかもしれない。
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takajin
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