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ヴァーチャルリアリティの限界

Posted by ななし on 13.2013 記事 0 comments 0 trackback
「近くて遠い」これがテレビに関する私の率直な感想である。
確かにテレビから発信される様々な情報と似たことがこの現実世界にも起きているようである。しかし何かピンと来ない。それは一体なぜなのだろうか?

最近のテレビ番組には一般人の参加が目立つ。しかし本来ならば等身大の私たちであるはずの一般人たちの様子がちょっとおかしい。簡単に言うと制作側の意図通りに発言し、リアクションをとっているのである。それが編集のチカラなのかヤラセなのかは定かではない。(どちらもというのが正しいのだが・・・)
つまり、あくまで発信側の頭の中だけで造られた仮想現実の世界を映像化し、我々に提供してくれているのがテレビなのである。ある意味では精巧な贋作とも言えるのかもしれない。とはいえ所詮は偽物である。

この次元のずれた情報をいかに向こう側が面白おかしく(あるいは興味深く)放送してくれても私たちはどうキャッチしてよいのかわからない。むしろキャッチしたいとも思わない。
こういったスタンスでの放送でも10~20年前ならばまだ受け入れられていた。なぜなら私たち自身が現実にそれなりの満足感を得ていたからである。だからこそ今よりもっと非現実的だったテレビを純然たる娯楽として楽しめたのだ。

しかし時代は変わり、誰もが現実の社会に不全感を抱いている今の状況では、現実感を喪失している情報にいちいち構っていられないのである。そんな事にかける時間があるのなら一人でも多くの人と腹を割って話をした方が、真にお互いを分かり合えるし、充実もする。正に“共認”ができるのである。

“みんな”が新しい答えを探し始めようとしてる今、変化出来ないテレビに人々が愛想を尽かし、離れていくのは当然のことかもしれない。


丸山桂
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