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現在の市場の姿(注目幻想では?)

Posted by ななし on 05.2016 記事 0 comments 0 trackback
ITの寵児であるライブドアが粉飾決算で一気に評価を落としました。フタを開けてみれば非常に脆弱な体質でグループの離反もかなり起きているようです。
しかし、そもそも一体なぜ、急成長できたのでしょうか? その背景は何なのでしょうか?

ライブドアに限らず1T関連やファンドなど市場の世界で急成長する企業には共通項があります。
市場の裏をかいた騙しの戦術で株価格を吊り上げて利益と資産を得るという点です。「こういう戦術は健全な市場にとっては望ましくない」とか、「倫理が必要」とか言われていますが、以下の投稿から市場というものの形成過程を見れば、これは望ましくないのではなく、この「騙し」こそが市場の正統な?継承者であり本道である、従って(他の産業が成長できない中で)大きな成長を遂げることができたのだと考えられます。

>市場の真の起源は、私権闘争の抜け道としての、快美幻想の共認、もっとはっきり言えば「騙し」をテコとする私益行為以外には考えられない。(30709)

加えて重要なのは幻想の変化です。
かつては(バブルの頃までは)幻想を抱かせるものは食品や衣類や建物などの商品(高級品)であり、それは性幻想や快美幻想を掻き立てる物財だった訳ですが、現在のライブドアに着目すれば、それら物財に替わって、大衆の「注目」に置き換わっている事がわかります。(実態はマスコミへの露出による幻想:何かをやってくれそうな堀江に注目が集まる、これはかつての小泉と同じ)

70以降物的需要が衰退し、さらに90年代にその延長線にある高級品(快美幻想、性幻想)需要も衰退しました。そして現在、市場は(幻想)注目によって動いています。
現在の「(幻想)注目」がライブドア成長の背景になっていたと考えられます。

さらに掘り下げてみると、堀江氏への「注目」の背景には若者世代を中心とした変革期待、世直し期待があり、これがマスコミによって堀江氏に注目があつまる仕掛けになっていた事がわかります。 もし仮に、マスコミの影響がなかったら、大衆の変革期待、世直し期待は堀江氏へ向かうのではなく、自ら当事者として変革の答探索に向かうしかなかったはずです。
おそらく今後、マスコミを通じて第2第3の堀江が現れては消えていく事になると思われますが、それにつれて、大衆のマスコミ不信と当事者としての答え探索意識は高まっていくに違いありません。

そこで、改めて今後の市場を考えると、結局この(変革期待⇒)答え探索意識こそが今後の大きな需要になりうる可能性を持っており、もしこの需要が生起すれば市場は(幻想から本物へと)大きく姿を変える事になります。
その可能性は、中身のある答えを供給できるかどうか? に掛かっており、その答えの供給者が生まれていくかどうか? によって市場はそのまま閉塞or破綻に向かうのか?再生するのかが決まるのだと思います。




田村正道
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