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感応観念による歪曲(マスコミの共認支配の問題)

Posted by ななし on 02.2016 記事 0 comments 0 trackback
>逆に感応観念は、(次の2で明らかにするが)欠乏意識・課題意識をも状況認識をも共に歪曲し、極めて不健全な思考回路を形成する。(19059)

話題の小泉とマスコミの問題を、上記の観点から少し考えてみたいと思います。いくつかの投稿にあるように、小泉とマスコミの問題は、小泉の奇人的パフォーマンスをマスコミが煽っているという点にあると思いますが、もう少し突っ込んで考えてみると、なぜ大衆はマスコミの煽動にたやすく支配されてしまうのか?という疑問が残ります。マスコミの影響が大きいとはいえ、中身もないのに未だに支持率が40%もあるというのは不思議なことです。

人々の意識潮流の基底部に変革期待と答え欠乏の高まりがあることが、小泉人気を下支えしている共通項にあるのは間違いないでしょう。その上で、小泉支持の無党派層の意識は、次の3~4パターンぐらいに大別できるのではないかと考えます。

1.野次馬派:「自民党をぶっ壊す」「反対派には刺客」といった敵との対立姿勢を鮮明にした毒舌的パフォーマンスに反応している層。(世の中の現状に不平・不満を感じており、何であれ旧い秩序をぶち壊してくれそうなところに期待。但し、傍観者として野次馬的に見ているだけなので、選挙には行かない。)
2.目先の秩序収束派:「日本を変える」「構造改革」「郵政民営化」などの改革路線を強調するスローガン的パフォーマンスに反応している層。(中身はよくわからないけれど、どうしたらいいかの方針を断定的に言い切ってくれるところに、なんとなく(他よりは相対的に)期待を感じている。この層は、多数派(その基盤は突き詰めると国家秩序)を支持することによって、(目先であれ)安心充足を得たいという気持ちが強いので、意外と選挙には行くかも知れない。)
2'.感応観念収束派:「郵政民営化は善か悪か?」といった正義と善悪を鮮明に訴えるパフォーマンスに反応している層。(2と近い位置にあるが、感応観念的なわかり易さに反応する傾向が強い。今まで選挙に行かなかった層でも、郵政民営化の善悪を争点にすることによって選挙に行く人が増えるかも知れない。)
3.答え探索(態度保留)派:よくわからないし、内心小泉も怪しいと思っているが、変革期待だけは持っている層。(この層は、小泉支持でもない無党派の多数派を形成しているが、候補者の名前やイメージだけで、なんとなく投票してしまう人もいるかも知れない。但し、大多数はやはり選挙には行かない。)

このうち、小泉人気を支えている主流派は2、2'あたりではなかろうかと推察します。マスコミの煽動にたやすく乗ってしまう層は、収束不全が強い分、目先の秩序やそれを正当化する感応観念に安直に収束してしまうという傾向があるのではないかと思われます。

これは、感応観念が、プラス・マイナスの価値を鮮明にして分かり易くしてくれるという特性を持っているからであり、プラスの価値に収束することによって、不全を麻痺させてくれる効果を持っているからであろうと思います。しかし、問題は、冒頭の引用にもある通り、感応観念は、“欠乏意識・課題意識をも状況認識をも共に歪曲し”、思考を停止させてしまうという点にあります。

マスコミの共認支配は、このような感応観念を煽ることによって成立しており、マスコミの支配力を巧みに利用する小泉の政治手法は極めて危険であると思います。極端に言えば、事実や中身はどうでもいい(むしろヘタな中身はない方が都合がいい)わけで、人々の健全な答え探索思考を妨げるものでしかないと思います。

選挙が近づき、マスコミが騒がしくなってきている時勢だからこそ、マスコミの垂れ流す感応観念に振り回されることなく、もともと誰もが素人として持っている潜在思念の探索思考(その先端の実現回路⇒構造観念)に立ち返って状況を捉えることが肝要であると思います。




雪竹恭一
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