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答えを出せないが故の平均値思考

Posted by ななし on 02.2016 記事 0 comments 0 trackback

> 年金改革法も、未納議員の存在、強行採決の件など、批判するネタは山ほど存在したが、あっけなく成立した。73419

>小泉氏にどのくらい首相を続けてほしいか。「続けてほしくない」が急増し、「1年より長く」は前回の43%から32%にまで急落。再訪朝に対する世論の好感をうけ、強気の国会運営で年金法の成立を急いだことが、今のところ逆効果として表れている73531

一見相矛盾しているかに見える、あっさりとした強行採決と、小泉支持率の低下(といっても急落とまではいかない)はどのような関係にあるのだろうか?

最近の選挙を見ていると、どの党であれとにかく大勝=独走しないよう大衆は選択しているように見える。小選挙区では自民に入れて、比例では民主にいれる「スプリット・ボーター(分裂した投票者)」と呼ばれる投票行動はその一つ。

>前回(引用者注2000年)衆議院選挙から顕著となった傾向であるが、有権者は自らの票が無に帰すことを嫌い、次善の選択をためらわなくなった。すなわち、比例代表と小選挙区で政党を使い分けるスプリット・ボーター(split voter)が増加した。二大政党化の進行について、有権者の多くは好意的に評価している。・・一般に、二大政党制が進行すると、政策は中央に収斂し、有権者の選択の幅は狭まるといわれる。・・政治をリードする二大政党がイデオロギーなどをめぐって決定的な対立を続けるよりも、意見が接近している方が政権交代もスムーズに運ぶため望ましい(とする意見を反映している行動といえる)リンク

正直言って、年金問題に答えが出せないのは、自民も民主もいっしょであって、もはやどっちにも期待していないのが本音である。(つまり平均値思考の結果として二大政党制容認になっている)実際、選挙を前にして投票への関心は下がりつづけている。

>参院選に「大いに関心がある」と答えた人が、26%→30%→22%と、逆V字形で推移・・「あまり関心がない」に「全く」を加えた「無関心」派は31%→29%→34%・・有権者の半数近くを占める無党派層では「無関心」派が47%→41%→49%と多く、関心度を引き下げている。
 リンク

要するに、もはや私権の可能性がなくなった現在、利権誘導or利害調整の場としての政治なんてどうでもいいって感覚なのだ。欲しいのは、小手先の年金ではなく、行き詰まった国家統合、市場統合の突破口=答えなのだ。勿論、それを論ずることは(本当の意味では社会統合とイコールな意味で)政治課題ではあるのだけれど、現在の利権政治家と既得権益官僚に期待したって答えなんか出せないってことも判っていて、だから答えがだせない=収束不全から目先の秩序に収束する。
しかし、それはしっかりとした指導者に寄りかかろうという傾向もないではないが、対立・混乱のない平均値的な意見へと収束していき、突出したorヒステリックな行動には全てブレーキをかけようとする行動をも伴う。(ここが軍部の暴走を許容した戦前のファシズム的時世と現代の大きな違いだ!)
その意味では、マスコミの方が小泉よりも反秩序=要求主義的秩序破壊性が強いから、行き過ぎたマスコミファシズムに歯止めをかけるべく対マスコミという点ではむしろ小泉支持にまわり、マスコミ権力と政治権力の力の均衡化を図ろうとしているのだともいえる。従って、マスコミであれ小泉であれ現在の秩序を脅かすヒステリックな行動は必ず大衆的な反発を受けることになる。

しかし答えを出せないが故の平均値思考って何?これっていじめはオカシイと思いながらいじめ圧力から抜け出せない、少年達と同じ構造ではないだろうか?収束不全ゆえに「みんなどうなん?」と思いながら動けないでいる大衆。これって答えが出せなくて路上収束している若い子といっしょじゃないのか?

とりあえず、しょうがない・・そんなブナンな毎日、誤魔化しの日々に風穴を開けること。庶民の過半=無党派の欠乏の中心がそこにあり、なんでやがブレークするのはそんな人々の意識がもう一歩、明確に収束不全を捉え、誤魔化しに決別しようとする時だろう。



山澤貴志 
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